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DAV(逆ベンチタイプ)

DAV(逆ベンチタイプ)

革新的な冷却方法がもたらすブレーキングアドバンテージ

  • イン・アウト両サイドから冷却風を積極的に取入れ、大幅に冷却性能が向上!
  • 熱倒れ現象に強く、耐ジャダー性も向上
  • 冷却が速く効率的なのでパッドが持ち合わせる本来の性能を十二分に発揮
  • ブレーキキャリパーやハブ等の他部品への熱害を軽減

対象ステージ

ステージ ストリート、スポーツ走行、レース
  • 防錆処理

※防錆コーティングは錆の発生を抑制するもので完全に阻止できるものではありません。ブレーキパッドの当たらない部分が錆びる場合もあります。鋳鉄製品である以上、完全防錆は不可能ですので万一錆が発生したとしてもクレーム・交換には応じかねますので予めご了承ください。
※ディスクローター画像はイメージカットです。弊社製品全てがベンチレーテッド形状ではなく、ノーマル品と同形状です。

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DAVローター(逆ベンチローター)設定表

Part No. DAV設定車種 税抜定価
PD SD FP FS FC
3212031 SKYLINE CPV35 (Brembo)Z33/350Z(Brembo) × × ¥44,000 ¥47,000 ¥49,000
3416001 LANCER CN9A (Evo Ⅳ) ¥23,300 ¥30,600 ¥31,000 ¥39,000 ×
3617003 IMPREZA GDB STi (A~D TYPE)(Brembo) P.C.D 100 × × ¥40,000 ¥43,000 ¥47,000
3617023 IMPREZA GDB STi /RA SPEC C(E~G TYPE)、GR/GV系(Brembo) P.C.D 114.3 × × ¥40,000 ¥43,000 ¥47,000
3617025 IMPREZA GDB RA SPEC C 16inch (E~G TYPE) P.C.D 114.3 ¥22,000 ¥29,500 ¥29,000 ¥38,000 ×
3617027 LEGACY BE/BH5 17inch ・ IMPREZA GC8/GDB 4pod caliper model P.C.D 100 ¥22,000 ¥29,500 ¥30,000 ¥38,000 ×

冷却性能とゆがみについて

デュアル・アクティブ・ベンチレーションを採用することにより、
一般的なベンチレーテッドディスクローターに比べて冷却性能と耐ジャダー性が大幅に向上

冷却風がハット内部からしか抜けない一般的なベンチレーテッドディスクローターに対して、DAVディスクローターはハット内部のみならず外側からも冷却風を取り入れる構造で、大幅に冷却性能が向上します。 又、ジャダーの原因となる熱倒れ現象に対してもDAVディスクローターは、一般的なベンチレーテッドディスクローターと比較してハット部分が大きく確保でき、摺動面の熱倒れ量が減少され、よりジャダーが発生しにくくなります。

■ 一般的なベンチレーテッドディスクローターの場合

※ハット内部からのみディスクローター外側へ冷却風が流れる。

■ DAVディスクローターの場合

※ハット内部からはもちろんハットの外側からも冷却風を取り入れる。

■ ディスクローターを正面から見比べた場合  ※形状は一部品番により異なります。

ディスクローターのゆがみ量はディスク面の幅(A)とハット部の外径(B)の割合によって比例します。通常のベンチレーテッドタイプはハット部の外径(B)が小さくディスク面(A)の幅が大きいため外周先端部でのゆがみ量が大きくなるのに対し、DAVディスクローターはハット部が通常タイプと比較して大きくとられています。同じ角度で熱倒れやゆがみが発生しても、外周先端部でのゆがみ量は通常のベンチレーテッドタイプディスクローターより少なくなります。
またDAVディスクローターは、加熱時の倒れ方向がペダルタッチへの影響が少ない車体内側方向であるのが特徴です(ノーマルタイプは車体外側に倒れ、ジャダーが発生し易い)。

冷却性能テストデータ

DAVの冷却性能をテストしました。テストは、慣らし走行を終えた後、150km/hからの急制動を8回繰り返しその直後に温度を測定。
そのまま約400mのクーリング走行(80km/h)をし、その直後に再度、温度を測定。
DAVローターを装着した場合、ローター部・キャリパー部ともに冷却性能に優れていることが証明されました。

  ノーマルSDローター DAV SDローター
ディスクローター温度 553℃→396℃ 542℃→368℃
キャリパー温度 185℃→164℃ 163℃→144℃

※このテストは、クローズドされたテストコースにてレーシングドライバーがドライブするBE5レガシィB4により計測されたデータです。

バランス切削

ディスクローターを回転させた時に重量偏差があると振動を引き起こします。
その振動防止のために、ディスクローターの側面を切削してバランス調整を行っています。
これは純正ノーマルディスクでも採用されています。