
BRAKE FLUID DOT 5.1 EHV
EV/ハイブリッド車に最適化された次世代高性能ブレーキフルードを開発しました。
- 低電気伝導率と優れた耐腐食性
- 高いドライ沸点(274°C) とウェット沸点(184°C)
- 優れた潤滑性能と適切な粘度
品番/定価 | BF510EH-01 (ボトル)/¥3,400 (¥3,740) BF510EH-10(10本入ケース)/¥34,000(¥37,400) |
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内容量 | 1L |
適合適正 | FMVSS 116 DOT5.1 SAE J1704 ISO 4925 (CLASS7) |
主成分 | エチレングリコール類 |
※トリブチルアミンは一切含まれておりません。
DOT5.1とDOT5は別物です!
DOT5.1とは旧来のシリコンベースのDOT5とは違い、DOT3やDOT4と全く同じグリコール系成分をベースに精製されております。ウェット沸点(長期使用した場合の沸点)が高い点と低温時の粘性(流動性)が優れているのが特徴です。つまりDOT5.1は旧来のDOT5のような吸湿性の高さはなく、頻繁な交換を求められるものではありません。DOT3、DOT4と同様にご使用頂けます。 |
![]() 2年に一度の車検時には全量交換(1〜1.5ℓ)を行いましょう。 ※交換時期はあくまで目安です。使用条件により異なります。 ※大抵の車輌は1ℓ必要です。車輌をご確認ください。 |
DOT5.1EHVのメリット
● 低電気伝導率と優れた耐腐食性
EVやハイブリッド車は回生ブレーキによる制動が多く、ガソリン車よりも油圧ブレーキの使用頻度が低下するため、ブレーキフルードが劣化しやすくなります。
さらに、ブレーキ周辺の帯電により構成部品が腐食するリスクもあります。
それらの点に注目し、 当製品は従来品と比べて優れた耐腐食性と、より低い電気伝導率を実現しています。
本製品 (DOT5.1EHV)は、当社DOT5.1に比べ、 電気伝導率が最大で約10%低い傾向があります。
● 高いドライ沸点 (274°C) とウェット沸点 (184°C)
車両のバッテリーが満充電の際は回生ブレーキが機能せず、油圧ブレーキがすべての制動力を担う必要があります。
その際、バッテリー積載で車重のあるEV/PHEV/HVでは高いブレーキ負荷が発生し高温に達します。
そのため、高いドライ沸点およびウェット沸点を持たせました。
● 優れた潤滑性能と適切な粘度
近年の車両は自動運転技術やABS/EBD/ESCなどの技術が進化し、ブレーキ作動のサイクルに対する要求が高まっています。そのため、ブレーキフルードには優れた潤滑性と温度に左右されない適切な粘度が求められます。
◆ 仕様
DIXCEL DOT5.1EHV | ISO4925 (CLASS7) | |
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ドライ沸点 | 274℃ | 260℃ 以上 |
ウェット沸点 | 184℃ | 180℃ 以上 |
粘度(-40℃) | 690cSt | 750cSt以下 |
粘度(100℃) | 2.04cSt | 1.5cSt以上 |
pH | 7.6 | 7.0~11.5 |
用途別お薦めフルード
使用場所 | フルード | こんな車におすすめ | (常温) |
(寒冷地) |
走行会 |
タッチ | 税抜定価 | 容量 | |
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ストリート | DOT5.1EHV | EV/ハイブリッド車 | ◎ | ◎ | ○ | ✕ | ★ | ¥3,400 | 1ℓ |
DOT5.1 | 日本車/輸入車 | ◎ | ○ | ○ | ✕ | ★ | ¥2,300 | 1ℓ | |
DOT4LV | 輸入車 (最先端のABS/ESP付き車輌) |
◎ | ◎ | △ | ✕ | ★ | ¥2,100 | 1ℓ | |
DOT4 | 国産普通車/軽自動車 | ◎ | △ | △ | ✕ | ★★ | ¥1,980 | 1ℓ | |
走行会・ サーキット |
DUR | ナンバー無し車輌 レーシングカー |
✕ | ✕ | ◎ | ◎ | ★★★ | ¥3,300 | 0.5ℓ |
328 Racing | ナンバー付き車輌 | ○ | △ | ◎ | ○ | ★★★ | ¥2,900 | 0.5ℓ |